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横浜、反応鍛え決勝点

2008年08月15日

<南神奈川代表 横浜> 投球が地面をたたいた。球が宙に舞う。それを捕手が見失っていることに気付いた横浜の三塁走者・中原はとっさに本塁に突っ込んだ。9回1死二、三塁からの暴投で勝ち越し、接戦を制した。

写真横浜―仙台育英 9回表横浜1死二、三塁、投手木村の暴投で三塁走者中原が生還、決勝点となる=諫山卓弥撮影

 中原は「ラッキー」と話したがそうではない。横浜は、ピッチングマシンをワンバウンドになるかならないか程度にわざと設定して捕手に受けさせ、走者が次の塁を狙う練習を反復している。バウンド「した」瞬間ではなくバウンド「しそうだと察知した」瞬間にスタートを切るのだ。

 決勝点のスタートは、捕手が球を見失った後ではあった。ただ、中原が塁上で「スタート、スタート」と念じ続けて判断良く本塁を陥れたのは、訓練と無関係ではないだろう。渡辺監督は「いつもやっていること」と、事も無げにその場面を振り返った。


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