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浦添商・伊波、弱音なし 499球「全力出せた」

2008年08月18日

<沖縄代表 浦添商> 沖縄尚学との沖縄勢春夏連覇はならなかった。浦添商の伊波は試合後、声を詰まらせた。「優勝旗を持ち帰りたかったのですが……」

写真7回裏常葉菊川1死一、三塁、投手伊波は栩木のスクイズの打球をはたくように捕手山城にグラブトス。本塁を突いた三塁走者はタッチアウト

 1回戦から3連続完投。準々決勝でも4回を投げ、延長戦を制した。この日、右肩の疲労はピークに達していた。

 先発の島根に託した試合。その島根が2回、投球練習中に右ふくらはぎをつる。逆転され、さらに無死満塁。急きょマウンドに。二ゴロ、空振り三振で危機を乗り切ったかに見えたが、伊藤に中越え二塁打、前田に満塁本塁打を浴びた。

 肩の疲れから3回からはスリークオーター気味に。自慢の速球は140キロに満たないが、内外角を丁寧につき連打は許さない。7回、スクイズを狙った相手の打球が跳ね上がると、グラブではたくように捕手にトスし三塁走者を本塁でアウトにしてみせた。

 甲子園で38回499球。「肩も体調も大丈夫。自分の全力は出せた。悔いはないです」。最後まで弱音ははかなかった。(吉田純哉)


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