ここから本文エリア

慶応、笑顔の主将先導打

2008年08月15日

<北神奈川代表 慶応> ユニホームの右袖に、赤地に白で「主将」。その文字がとてもよく似合う。

写真青森山田―慶応 1回裏慶応1死二塁、袖に主将マークをつける山崎は中前適時打を放つ=竹花徹朗撮影

 互いにロースコア勝負と考えていた一戦。1回、貴重な先制点をはじき出す。1死二塁、内角寄りの直球をたたき、中前適時打。その後も2安打。打線を鼓舞し続けた。

 二塁の守備も光った。5回無死、一塁寄りの痛烈なゴロをダイビングキャッチし、素早く一塁へ送球してアウトにした。リードはわずか1点。先頭打者は出したくない場面で、先発の田村を助けた。

 北神奈川大会でも大活躍だった。6試合で3本塁打を含む13安打。打点は今大会出場選手中、最多の16を数える。成績だけではない。135人の大所帯を統率するため少しでも多くの部員に声をかけ、笑顔を絶やさずプレーする。

 6回の走塁中に右手親指を痛め、8回に代打を送ってもらった。「それでもベンチで声を出し、バットの片づけまでしてた。見上げたもんだ」と上田監督も感服する。

 伝統校。試合の度にスタンドは埋まるが、気負いはない。「次も明るく楽しむ、うちの野球がしたい」。痛みをこらえて、そう笑った。(竹田竜世)


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る