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監督対談 知り尽くした相手 因縁の対決?

2008年08月02日

 2日に開幕する第90回全国高校野球選手権記念大会(日本高野連、朝日新聞社主催)に出場する智弁学園は大会第2日の3日、第3試合で滋賀代表の近江と対戦する。試合を控えた1日、智弁学園の小坂将商監督と近江の多賀章仁監督に相手校の印象や抱負を聞いた。一方、選手らは、阪神甲子園球場で開会式のリハーサルに臨んだ。(飯島健太)

写真握手をかわす近江の多賀章仁監督(左)と智弁学園の小坂将商監督=阪神甲子園球場

 

 ――相手校の印象と理想の戦い方は?

 小坂 近江はここ数年、何度も甲子園に出場しているので、常連校というイメージ。5月には近畿大会、6月には練習試合で対戦しており、お互いわかっていると思う。特にエースの小熊君がしっかりした投球をする。積極的に攻め、打線をつなげて得点していきたい。

 多賀 打撃力のあるチームだ。智弁の前監督の故・上村恭生さんとは旧知の仲だった。後継して3年目の小坂監督はいい伝統を受け継いでいる。初戦で当たるのは因縁を感じる。小熊が2、3点で抑えてくれれば、打線の調子がいいのでチャンスが出てくる。

 ――注目する選手は?

 小坂 4番の青山君。シャープにバットを振り、パンチ力もある。走者を青山君の前にためると一気に得点される恐れがある。いかに上位を抑えるか。でも、上位も2番の西田君は足があり、かきまわしてくるので注意しないといけない。

 多賀 近畿大会の時、1回にいきなり1番打者の米田君が何球も粘り、結局、四球で歩かせてしまった。これがきっかけで、3番の稲森君に安打が出るなどして先制された。2人の右打者はとても印象に残っている。

 ――地方大会からのチームの調子は?

 小坂 準決勝の登美ケ丘戦からつなぐ野球ができるようになってきた。近江戦までに、連係プレーや各塁に立つコーチの指示などでミスが出ないよう確認する。

 多賀 よく打ち、勝ちっぷりのいい試合が続いた。状態の良さを維持できているので、万全になるようにしていきたい。

 ――意気込みを

 小坂 初戦で当たっちゃったのは、くじを引いたうちの主将のせい(笑)。試合では多賀監督の野球を勉強しながら戦いたい。記念大会でもあるし、思いっきりやりたい。

 多賀 本音を言えば、やりたくない(笑)。2回戦とか3回戦がよかった。初戦は選手たちの動きが硬くなるので、どうなるかわからない。「今年は上位を狙えるのでは」と地元の期待も大きいので、ぜひ勝ちたい。


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