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行進堂々、闘志満々 宮崎商

2008年08月03日

 球児の熱い夏が開幕――。2日行われた第90回全国高校野球選手権記念大会の開会式。約4万4千人の観衆が見守るなか、宮崎商の選手18人は、あこがれの舞台で堂々と入場行進した。宮崎商は3日、第2試合で城北(熊本)と対戦する。

写真入場行進する宮崎商の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

 薄雲が広がった阪神甲子園球場。入場行進は昨年優勝の佐賀北を先頭に、南から浦添商(沖縄)、鹿児島実(鹿児島)と続き、宮崎商の名が呼ばれると、スタンドからは歓声と拍手がわき起こった。

 一塁側席では、野球部員51人が晴れの舞台に立つ仲間の姿を見守った。宮崎大会でベンチ入り20人のうちの1人だった3年生、谷口大悟選手は「メンバーから外れたときは悔しかったが、今はチームが1勝でも多くできるようサポートするだけ。声がかれるまで応援する」。2年生の鳥原貴文選手も「先輩たちが100%の力を出せるようしっかり声を出したい」と意気込んでいた。

 選手の家族やOB約100人も声援を送った。宮商野球部父母の会会長で川上一平遊撃手の父、隆三さん(48)は「感激しました。息子にとって、小学校の時からの夢の舞台。少し緊張していたみたいですが、明日はこれまでに培った守りの野球に徹してほしい」と話した。

 プラカードを持って選手を先導したのは西宮市立西宮高校2年の兼田彩美さん(17)。前日のリハーサルでは暑さで倒れそうになり、途中で列から外れたが、本番ではきっちり先導役を果たした。

 式後、兼田さんは「始まる前に大丈夫と声をかけてくれて、とてもうれしかった。優しい選手ばかり」と笑顔。「宮崎は、あまりなじみがなかったけれど、宮崎商には本当にがんばって欲しいです」とエールを送った。

 池田幸平主将は「やっと始まった、という感じ。ちょうどいいぐらいの緊張感で、気持ちよく行進できた」と満足そうだった。

 宮崎商の生徒や職員、保護者ら約600人が2日、同校からバス21台に分乗して3日の初戦に向け、阪神甲子園球場へ出発した。旅行会社のツアーバス4台と、1日に出発した野球部員や保護者の応援組を合わせるとバス計28台、約1千人の「大応援部隊」で選手に声援を送る。

 チアリーダーでダンス同好会の日渡愛美さん(17)は「みんな一丸となって、野球部が勝利できるように応援します」。吹奏楽部の岩切優香部長(18)は「広い甲子園に負けない迫力のある演奏で、野球部の選手にエネルギーを与えたい」と語った。


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