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常総粘り最後まで 中盤まさかの大量失点

2008年08月05日

 全国選手権を2度制覇した経験がある名将、木内幸男監督が返り咲いても、初戦突破の壁は厚かった。全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高野連主催)で4日、関東一(東東京)とぶつかった常総学院は5―13で敗れ、3年続けて初戦で退いた。相手を上回る17安打を放つなど見せ場はつくったが、エース島田の制球が安定せず、一度も追いつけない展開だった。

写真常総学院―関東一 4回表常総学院1死、土肥は左越え本塁打を放つ

 ◎…両チーム合わせて29安打、3本塁打。試合は木内監督が嫌っていた乱打戦に持ち込まれた。

 常総学院は、立ち上がりから制球力に不安をみせるエース島田が3回につかまった。先頭打者を左前安打で出塁させると、四死球などで1死満塁のピンチを招き、あっさりと犠飛で先制を許した。続く左打者に2ボールとしたところで、1年生左腕の長谷川にスイッチしたが3連続長短打を浴び、この回一挙5失点。主導権を握られた。

 真下が継投した6回には、飯田の二塁への悪送球などで1死二、三塁から、再び島田がマウンドへ。遊ゴロで2死としたが、連続押し出しを含む3四球や左越え満塁本塁打などで7点を失い、試合を決められた。

 常総学院は5点を追う4回、土肥の左越え本塁打や、山岡の適時打などで2点差につめよった。7回には「6回の自分の失策がチームの雰囲気を壊してしまった」という飯田が甘いカーブを左翼席に運び、最終回にも飯田、島田、宝谷の3安打で1点を返すなど意地を見せた。

 ただ、それまでの攻撃で、毎回のように得点圏に走者を進めても、決定打に欠く拙攻が悔やまれる。残塁は12を重ねた。茨城大会同様、16人を起用して流れを変えようとする木内采配も実らなかった。


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