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桐生第一、流れつかめず 狙い球を絞れぬまま

2008年08月08日

<群馬代表 桐生第一> 第90回全国高校野球選手権記念大会で桐生第一は大会6日目の7日、金沢(石川)と対戦し、1―6で敗れた。部員の不祥事で一時は大会出場も危ぶまれたが、「出場できることに感謝し、全力で謙虚にプレーする」と誓った選手たちは、あこがれの甲子園で打ち、投げ、走った――。そして、群馬大会の開幕から1カ月余りにわたった「夏」を終えた。

写真金沢―桐生第一 1回裏桐生第一1死、鈴木は三塁強襲安打を放つ

    ◇

 桐生第一は相手を上回る10安打で金沢を再三攻め立てた。守っても、群馬大会計6試合を通じて1失策の堅守が随所で飛び出し、スタンドをわかせた。金沢のタイプの違う3投手の継投に1点に抑えられたが、全力プレーが光った。

 先発田中は立ち上がり、制球が乱れて3回までに4四球を与えた。群馬大会では釣り球として効いた低めのボール球に金沢打線が手を出さなかった。2回にはスクイズで先制を許し、続く3回にも1死二塁のピンチ。だがここで、三遊間の痛烈な当たりを植松がジャンプして好捕。続く打者も空振り三振に仕留め、金沢に傾きかけた流れを引きとどめた。

 その裏の攻撃。富田が内角に来た直球をバットの芯でとらえると、中堅手の頭を越える二塁打に。富田は「昨秋の県大会で初戦負けした悔しさを忘れず、練習した成果が出た」。続く鈴木もねらい球を絞って三遊間への流し打ちに成功し、1死一、三塁。田部井の内野ゴロで、三塁走者富田がちゅうちょすることなくスタートを切り、同点のホームを踏んだ。

 だが、4回の1死三塁の好機を金沢の好守に阻まれた直後の5回、甘いコースに入り始めた田中の球が痛打される。3安打で2失点。6回から清村が救援に入ったが、7回以降4本の二塁打を浴びるなど、勢いづく金沢打線に点差を広げられた。

 桐生第一は6、7、8回と先頭打者が安打で出塁し、同点、さらには逆転の機会をうかがった。9回にも1死から走者を出したが、いずれも適時打を欠いた。


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