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本荘、胸張り行進 開会式「大舞台に興奮」

2008年08月03日

 第90回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高野連主催)が2日、開幕した。県代表の本荘は、55チーム中51番目に入場。胸を張り、腕を大きく振り堂々の行進をした。4日にはここで、鳴門工(徳島県代表)と対戦する。式に先立ち、90回記念で由利本荘市の親子が、全国100組に選ばれ、グラウンドでキャッチボールをした。

写真入場行進する本荘の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

 午前9時、山形代表の酒田南に続き、本荘の選手たちがグラウンドに姿を見せた。吉尾渉主将を先頭に、日差しが照り返すような真っ白なユニホームに身を包んだ18人が時計まわりにグラウンドを一周した。昨夜のミーティングで尾留川徹監督が「腕をしっかり振れ」と指導したように、選手たちはきびきびとした動きを見せた。

 片村玄徳捕手が「観客が入って、昨日のリハーサルのときと雰囲気が全然違った」と驚けば、吉尾主将は「大舞台で歩けて興奮した。試合が楽しみになってきた」。

 「本荘」と書かれたプラカードを持ち先導した地元の西宮高校2年の末広綾那さんは「控室では他校よりおとなしい気がしたけど、行進をはじめると内に秘めた闘志を感じた。応援しています」。

 一塁側スタンドには、登録を外れた野球部員約20人と今朝到着したばかりの選手たちの家族ら約40人が陣取った。

 「みんなすごい立派だった。あの舞台に立ちたかった」。3年の竹田光輝君は秋田大会までは登録メンバーだったが、今大会直前に外れた。「正直、悔しい気持ちはあるけど、試合の日は全力で応援しようと思う」

 紺色に白抜き文字で「Honjo」と書かれたTシャツを着てきた吉尾主将の姉、望さん(21)は出羽中3年の妹静さんらと由利本荘市からバスで12時間かけて球場に到着した。「行進しているときはちょっと緊張している感じだったけど、試合ではチームを引っ張ってほしい」

 麦わら帽子に黄色いタオルを首に巻いた左翼手の阿部竜也君の兄、亮介さん(21)は「引っ込み思案の竜也が胸を張ってグラウンドを歩いている。なんか、夢みたいっす」と感激した面持ち。隣に座っていた母、美恵子さん(47)は「自分を信じて、仲間を信じてがんばってほしい」と涙を流しながら話していた。


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