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広陵(広島)ニュース

攻守の要、流れ呼ぶ 広陵・上本崇選手

2007年08月17日

 キーマン。18回目出場の広陵には、必ずそう呼べる選手がいる。03年、選抜で優勝した時は、上本博紀。現在、早大で二塁手として活躍する。今回のチームなら、その弟、崇司が攻守の要だ。

写真広陵―東福岡 2回表広陵1死一、三塁、上本崇は左越え適時二塁打を放つ。捕手飯田

 2年生ながらチーム一の俊足。50メートル6秒。そのスピードを生かしての広範囲な守備。打撃では2番打者としてつなぎ役に徹する。

 この日は、二つのプレーがうまく得点に絡み、チームを落ち着かせたといっていい。というのは、中井監督にとって大きな不安材料があったからだ。相手が2年生主体で、勢いに乗せたら怖いということ。さらに広陵にも、優勝候補の駒大苫小牧に逆転勝ちしたことで、慢心はないかということだ。

 そんな心配をよそに、上本崇は1回、絶妙な送りバントを決める。カウント2―1と追い込まれながら、自分の役割を果たし、チャンスを広げた。

 2回は貴重な追加点となる左越え二塁打。浮足立つ相手を見透かすような初球狙いの快打。2点目が入り、完全に主導権を握った。

 「打ち合いのような試合になったが、バントも含め1、2回の攻めが大事だった」と中井監督。序盤で若い相手を意気消沈させ、どっしりと構えた戦いができた。

 「普段通りの自分たちの野球ができた」と、こともなげに言った上本崇。兄からもらったグラブを大事にバッグにしまった。


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