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見守る家族、感涙に浸る 早実スタンド

2006年08月22日

 「2度目の決勝」を見届けようと、早実スタンドは満席となった。水をかぶって気合を入れる応援団員、応援歌「紺碧(こんぺき)の空」の大合唱……。試合前から初優勝への思いがあふれていた。

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6回裏、3点目が入り喜びにわく早実の生徒たち

 4連投のエース斎藤佑樹君(3年)の父寿孝さん(57)はこの日もスタンド中段から見守った。「ここまで来るとは思ってなかった。もう勝ち負けじゃない」。言い聞かせるように話した。

 2回裏、前日あまりに遠かった「2点目」が、川西啓介君(2年)の二塁打で入る。川西君の姉里沙さん(20)は、白い帽子をにぎりしめていた。帽子の裏には「待っとけ駒大苫小牧、絶対勝つ」と川西君の太い黒字。弟の部屋から持ってきたものだ。里沙さんは「ここまで打てなかったけど、最後に打ってくれた」と涙ぐんだ。

 7回裏、後藤貴司君(3年)の左前適時打で4点目。後藤君の父友二さん(45)は「息子には『斎藤君のためにとにかく打点を挙げろ』と言った。4番で主将の仕事を果たしました」。

 9回表、田中将大君(3年)を空振り三振に打ち取って優勝が決まると、選手の家族らは涙を流しながら抱き合った。和泉実監督の父次夫さん(75)は「頭の中が真っ白です。本当にうれしい。ありがとうと声をかけてやります」。涙で詰まりながら、ゆっくりと喜びを口にした。

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