検索とメインメニューとばして、このページの本文エリアへ検索使い方
現在位置 : asahi.com > 高校野球 > 第88回選手権 > 全国大会 > 滋賀 > ニュース > 記事ここから本文エリア

実は100年超す縁 監督ら、交流継続を誓う

2006年08月10日

 100年を超す「縁」を持つ伝統の県立商業校同士の対決――。静岡商は明治時代、後に八幡商となる滋賀県商業学校の校長を中心に創立された。野球部の練習試合など、両校の結びつきは今も続いている。9日、甲子園で相まみえた巡り合わせに、監督らは「今後も良きライバルとして交流を深めていこう」と誓い合った。

写真

試合が終わり、お互いの健闘をたたえる八幡商と静岡商の選手たち=阪神甲子園球場で

 静岡商の「百年史」によると、滋賀県商の7代目校長の故・波多野重太郎氏が、静岡市に商業学校設立のため請われて赴任。1899(明治32)年から2年4カ月間、初代校長として校風を確立した。教諭も兼ね、商業算術を教えたとされる。「国家繁栄には海外貿易が重要」との考えを持ち、静岡の生徒に「士魂商才」の四文字を掲げて商人の使命を説いた。人柄は厳格で「卑屈なる根性を憎み、通学途中にあっても学生は学生らしく堂々と闊歩(かっぽ)せよ」と教えたという。

 静岡商のかつての校訓には「節倹、節約を主とし質素を旨とし……」など、倹約や勤勉、正直さを重視する近江商人の教えが並んでいた。

 静岡商の斎藤照安校長は10年ほど前、八幡商の七里源一・前校長と研修で出会い、親交を深めた。百年史の編集で両校の歴史的なつながりを知り、驚いたという。

 静岡商からの申し出で、今年6月には初の練習試合が実現した。3―2、3―0といずれも静岡商が制したが、その後、両校は共に県代表校に。3日の抽選会で顔を合わせた両主将は「再会できてよかった」と握手を交わしたが、その直後に対戦が決まった。

 静岡商の見城喜哉監督は「この縁を大事にしていきたい」。両校は今後も定期的に練習試合を続ける約束をしている。



ここから広告です
ここから広告です
広告終わり

ここから広告です
広告終わり
▲このページのトップに戻る
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.