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始球式は人命救助の野球部員4人 甲子園の開会式

2006年08月02日

 6日に開幕する第88回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の始球式を、京都府立久美浜高の野球部員4人が務めることが決まった。練習帰りに人命救助をしたことが評価され、本番では4人が役割分担するユニークな始球式となる。開会式の入場行進の先導役は兵庫県立高砂高野球部の坂本和也主将(18)が務める。

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始球式をする京都府立久美浜高の田家源也君、松田弘晃君、小坂一文君、田中健太君(右から)=1日、京都府京丹後市で

 始球式をするのは、いずれも3年の松田弘晃君(17)▽小坂一文君(18)▽田家源也君(17)▽田中健太君(17)。

 4人は昨年12月25日、室内練習を終え、午後6時過ぎに学校を出た。200メートルほど歩いたところで、松田君が助けを求める女性の声に気づいた。近くの側溝(深さ、幅各約1・2メートル)に80代の女性がうずくまっていた。足を骨折し、1時間以上動けなかったという。

 ここからは4人の素早い連係プレー。小坂君が溝に入って女性を抱え上げ、田家君が引き上げた。田中君が携帯電話で付近を照らし、松田君が近所の石材所に駆け込んで助けを求め、病院まで女性を運んでもらった。「4人のチームワークが女性を救った」として京丹後署は2月、4人に感謝状を贈った。女性は6月に退院したという。

 同校は京都大会の初戦で敗退したが、始球式では4人が連係プレーを披露する。ヘリコプターから落とされる白球を田家君が拾い、松田君がマウンドから投げる。打者を小坂君、捕手を田中君が務める。4人は「あこがれの甲子園で、全力で役割を果たしたい」と話す。

 先導役は、今秋開催の「のじぎく兵庫国体」で高校野球硬式の部の会場が高砂市になることから、市内4校のうち、兵庫大会で8強入りし、一番いい成績を残した高砂高の坂本主将が選ばれた。「夢の舞台に立てなかった球児を代表して、恥ずかしくない行進をしたい」と話している。

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