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「タイムアウトのない夏」元横浜球児がバンド、曲話題に

2006年07月06日

 メジャーデビューを目指す横浜のポップバンド「リーフ・オブ・リーズン」の歌う「タイムアウトのない夏」が盛り上がりを見せている。8日開幕する全国高校野球選手権神奈川大会を前に、球児たちへの思いを歌っている。作詞作曲し、ボーカルを務める冨山議慎さん(26)は9年前、強豪・横浜の投手としてマウンドに立った。大学で肩を壊しプロ入りを断念したが、いまも高校野球に対する情熱は変わらない。(杉浦幹治)

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リーフ・オブ・リーズンのメンバー。左からジン(ベース)、タイメイ(ドラム)、トミー(冨山さん)、ケン(ギター)=京急上大岡駅前で

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横浜高校時代の冨山さん(左から2人目)。右隣が松坂

 ギター、ベース、ドラムのシンプルな演奏が力強い。透き通る声で、さわやかなメロディーが響く。

 この曲が、3月に放送されたFMヨコハマにはホームページに応援掲示板が作られ、1カ月で異例の300件近い書き込みが寄せられた。

 タイムアウトのない夏

 そう信じて投げ込むボール

 さあこの手で

 It’s time to go!

 冨山さんは西武の松坂の1年先輩。股関節を手術し、その傷からの出血を隠しながら練習し、挑んだ97年の神奈川大会は準決勝で負けた。エースは松坂だったが、冨山さんは大会直前に利き手の右手人さし指と中指を骨折しながら、2試合3イニングを投げた。

 駆け抜けるダイヤモンド

 熱い気持ちこみ上げる

 そう信じた

 気持ち忘れない

 大学に進んでも球威は増し、プロや社会人からも誘われたが、大学4年の春、肩を壊した。最速147キロを投げ一時はプロも注目した投手だった。

 球を握ることも出来なくなった。歌と出会ったのはそんなときだった。

 タイムアウトのない夏

 胸張ってこう叫ぶんだ

 「僕らはいつだって

  今日を生きてんだ」

 振り向かずにいこう

 後輩に連れられて横浜市中区のイセザキモールで、好きだった「ゆず」の曲を歌った。酔っぱらい、女子高生、ホスト……。いろんな人が足を止め、聞いてくれた。「全く違う世界の人と出会えて、世界が開けた」。歌はその力を与えてくれる。毎日のようにイセザキに通った。

 決めたら徹底して努力するのが横浜流だ。「買うなら高いのがいい」と音楽仲間から聞き、123万円のアコースティックギターを買った。代金は、昼も夜もバイトという生活を3カ月間続けてためた。

 世界は回り続ける

 僕らの夢・希望・勇気で

 さあこの手で

 It’s time to go!

 「頑張るやつがいるから、世界は動いていく」。すべての人に伝えたい。「今がそのときだ」

 リーフ・オブ・リーズンは「ことわり(理)の葉=言の葉=ことば」という意味でつけた。歌に込めるメッセージを大切にしたかったからだ。昨年10月、知人やネットで知り合った若者たち3人と結成した。

 「タイムアウトのない夏」は、http://blog.fmyokohama.co.jp/yma/blogs/260693.phpから聞く事ができる。

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